シニアブログ【60代】本気でトレンドブログで稼ぐことを挑戦した結果

ヒカルさんは2021年9月、僕がアヤDメルマガで募集したブログ企画に参加いただきブログで稼ぐことを始められました。ブログスタートとしては後発の後発、しかも60代。アドバンテージなど一切ないかのように見える条件などものともせず、素晴らしい結果を出しながら現在も邁進中です。開始当初は、ブログでお金を稼ぐ仕組みもまったく知らない状態から、日々どんな意識を持ち、でどんな作業を続けているのか。リアルな葛藤なんかも含め、語っていただきました。

「もう手遅れかも」「あと少し若かったらな」と考えている方には、ぜひ読んでいただきたいですね。一歩を踏み出す、良いきっかけにれると思っています。※2022年4月中旬収録

未経験から6ヶ月目で収益8万円越え

──今回はありがとうございます。まずは簡単に自己紹介をお願いします。

ヒカルさん：こちらこそありがとうございます。ヒカル、63歳です。子供も孫もおりまして、現在は再雇用にてかろうじて会社員を続けています。アヤさんを知って2年ほどになりますが、2021年のブログ企画に参加させていただき、この3月、半年がかりでようやく月8万円を越えることができました。現在進行系で、頑張って継続しております。

──ありがとうございます。有名YouTuberみたいなお名前ですね笑

ヒカルさん：本名に「光」の字がありますので。アヤさん命名じゃないですか笑 気に入ってますよ。

──笑 「半年がかりでようやく」とありましたが、素晴らしい結果ですよ。もちろん結果といっても途中経過なので、さらに上に行けますし。

ヒカルさん：ありがとうございます。切りよく「半年で10万円越え」と行きたかったのが本音ですけどね。これも実力、、いや、実力以上の結果ですね。半年前はど素人だったことを冷静に考えると、すごいことだと今思いました。

──そうですよ。他の人の比較する必要ないですし、あくまで途中経過ですから。引き続きやっていきましょう。

ヒカルさん：はい！今月来月はゴールデンウィークもありますし、10万越えられるようやっていきます。

後悔に苛まれるコロナで失った1ヶ月

──ヒカルさんは企画途中に新型コロナに感染してしまい、ほぼほぼ1ヶ月間ブログ作業を休止されていましたよね。その辺りのことを聴かせてください。

ヒカルさん：年明けすぐですね。注意深くしていたつもりではありましたが、貰ってきてしまったようです。発熱など長期間引っ張ってしまい、かなりしんどい思いをしました。その間はずっと後悔の日々でした。

──どれだけ気をつけていても感染る時は感染ると思いますし、仕方ないですよね。ある意味、運ですし。

ヒカルさん：いえ、かかったことに対してではなく、どうしてもっとフルパワーでブログをやっていなかったのかと後悔していました。コロナになるなんて、全人類がリスクとして可能性があることなのに、心のどこかで他人事だったと思います。「そうは言っても自分は大丈夫」という。当然なんら根拠のない希望的観測なんですけど。そうした根本的な甘さがあるから、フルパワーでブログをやれてなかったと思うんですよね。もちろん日々真剣に取り組んでいたとは思うのですが、振り返るとどうしてももっとやれたはずなのにと考えてしまって。それができていたら、休業するダメージはもっと浅く済んでたはずなのにと。そんなこと悔やんでも仕方がないとわかっていながらも、考えてしまっていました。体の辛さよりも気持ちの方が滅入ってました。

──そうだったんですね。療養中もメッセージいただいてましたが、そんなに追い詰められていたとは知りませんでした。

ヒカルさん：さすがに格好悪すぎてそれは言えませんよ。言ったところで時間は戻りませんし。心が軽くなるということは多少あったかもしれませんが、惨めさが勝つと思って言いませんでした。60歳すぎて情けないことですが、良い経験になったと思っています。

──ポジティブに昇華できているなら、何も言うことなしですね。

ヒカルさん：あと何十年か人生が続くと思って、どんな経験でもありがたく思うようにしています。生きている限り学びです。

──人生の先輩、さすがの年の功です。

60代でトレンドブログで稼ぐ方法

──はじめてのブログ、しかもトレンドブログ。この挑戦を振り返ってみて、今どう思いますか？

ヒカルさん：最初はやっぱり大変でした。「やらない後悔よりやる後悔」と言いますが、挑戦したことを後悔しました笑 何度もやめてしまおうと思いましたね。

──なぜ続けられたのでしょう？

ヒカルさん：悔しい、情けないという思いと、やっぱり参加費がもったいないというがめつさですね。

──「元を取る」思想は大事だと思います。

ヒカルさん：しかも元を取るか取れないかは、100%自分次第ですからね。職場の飲み会などと同じように思います。私はあまり好きではないので出ることも少ないのですが、参加した以上は楽しい時間にするのも苦痛な時間にするのも自分次第ですからね。自分の判断で参加した以上は誰のせいにもできませんし、やれるだけやろうと。

──さすがです。投げ出すのはいつでも出来ますからね。

ヒカルさん：そうですね。そして何も残りません。

──トレンドブログの要として、旬を追うことや先回りするといった記事作成があります。こちらについてはいかがでしょう？

ヒカルさん：あまり年齢のことを言い訳にしたくありませんが、とはいえ60代ですからね。さすがに若い芸能人や芸能ネタは厳しいものがありました。若い人気アイドル歌手なんて、正直みんな同じ顔に見えますから笑 とても覚えられたものじゃないです。ですから、主に政治経済などの社会面や自分の地域としての年次イベント、観光スポットなどを書いていますね。それらは自分の興味関心がある分野ですし、新聞やテレビで追う情報でもありましたし。自分でネット検索をした時には「トレンドブログ＝芸能ネタ」という情報ばかりだったので意気消沈してましたが、アヤさんにこの方向性をご提示いただいて良かったです。

──「トレンドブログ＝芸能ネタ」は、ド三流の考え方ですから笑

ヒカルさん：そうなんですよね。最初にそう聞かされた時はピンと来ませんでしたが、今はわかります。

──なぜ「トレンドブログ＝芸能ネタ」ではないのか。分解して論理立ててみると、こんな感じです。

ヒカルさん：そこちらの説明をされた時、たしかに！と思いましたよ。芸能ネタやゴシップを書かないといけないというのは、思い込みなんですよね。

──雑誌の発行部数と同じですね。もちろん正確な発行部数なんて知らなくて大丈夫です。想像でOK。芸能系の雑誌って発行部数も多くて良く売れてそうですよね？でも雑誌っていろんなジャンルがあるじゃないですか。ファンの多さやライバル数とのバランスなどを勘案し、方向性を決めることが大切ですね。

ヒカルさん：そうですね。私の場合、ある程度の年齢層含めたペルソナを固めていたことが良かったのだと、後からわかってきました。私自身が調べやすく書きやすいですし、しっかり読者を刺すことに繋がっていると思います。アヤさんから発信の基本だと学んだ「誰が誰に何を」や、5W2Hのライティングの重要さが、記事を書けば書くほどわかってきますね。

過信を確信に変えた成功への3カ条

──ライティングといえば、ヒカルさんはずっと、タイピング練習も継続してくれましたよね。

ヒカルさん：続けています。アヤさんに最初e-typingでチェックするよう言われてやってみたところ、Dマイナスでしたからね。けっこう衝撃でした。元々タイピングに苦手意識はあったものの、それでも普通より少し遅いくらいだと思っていましたからね。完全に世間知らずでした。

──タイピングを客観視する機会は、なかなかないですからね。そのタイピング練習を続けて、Dマイナスから今は…？

ヒカルさん：今はCプラスが多く、たまにBマイナスが出ます。「BからC以内にしましょう」とアヤさんに言われてそれが目標だったので、一応基準内にはなれました。ビジネス格言のタイピングが面白く勉強にもなるので、夢中になって長時間やりすぎないよう逆に注意しています。

──なんでも慣れが大切ですよね。1日10分で十分なので、継続していきましょう。

ヒカルさん：タイピングを含め、3カ条的に注意しながら日々実践してきたことがあります。言っても大丈夫ですか？

──いいですね。ぜひお願いします。

ヒカルさん：ありがとうございます。まずはタイピング、そして考えを巡らせること、しっかり感じることです。つまり、こういうことです。

ヒカルさん：ブログで稼ぐと決めた以上、指が止まっていたら（タイピングが遅かったら）稼げるはずがないですし、思考停止では試行錯誤することも改善することもできません。読者の感情を理解し想像することできないと、アクセスを集めるキーワード選定やタイトル作成、読んで良かったと思ってもらえる記事作成なんて不可能です。

──おっしゃる通り。

ヒカルさん：ですから、この3点を紙に書いて貼っています。作業開始時と終了時に暗唱するのも日課です。私は63歳ということもあり、筋肉も頭も心も固くなってきています。自虐的に言うわけではなく、現実的にそう思います。若い頃に出来たことが出来なくなるのは当たり前かもしれませんが全てがそうとも言えません。少なくともブログで稼ぐために、この3つは欠かせないことです。はじめは根拠がなくただの過信でしたが、今は確信めいたものがありますね。鍛錬し続けていきます。

自己否定が違う未来を創る唯一の手段

ヒカルさん：あと、私はアヤさんとインスタで繋がったのが最初だったのですが（趣味アカウントですし「ヒカル」ではないので伏せさせてください。）、「自分なんか信じるな」という投稿が印象深く記憶に残っています。

──DMいただきましたよね。他の方からもけっこう反応があった投稿です。

この投稿をInstagramで見る

アヤD｜Myグレートリセット(@aya1821ti)がシェアした投稿

ヒカルさん：その通りだと思ったんですよ。「老害」になってしまう原因が、まさにこれだと思いますし。知らないことを知らないと言えない無駄なプライドの高さ、頭ごなしの反論、新しいものへの拒絶。自分の世界が絶対的なものになってしまうからだと思いますし、そうならないためには、他人を否定する前に自分を否定するしかない。私自身にも遠からず当てはまる覚えがありましたので、ハッとさせられる思いでした。

──自己肯定は大切ですが、同じように自己否定も大切だと思っています。発信したものをそう受け取っていただけて、素直に嬉しいです。

ヒカルさん：こちらこそですよ。

──そういえば、ヒカルさんと交流が多くなったのはこの頃でしたね。今こんな関係に繋がるとは思ってもみなかったことなので、なんだか不思議ですね。そして、60代とか全然ハンディキャップじゃないですし、まだまだ上に行けます。引き続きやっていきましょう。

ヒカルさん：やっていきます。まだまだ学ばせていただきたいので、これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

インタビュー後記

以上、ヒカルさんとのインタビュー対談記事となります。いかがでしたか？

一見してハンディキャップ（弱み）のように思える面も、ブランディングや方向性の打ち出し方によってアドバンテージ（強み）とります。60代は紛れもない高齢者となりますが、この点についても、捉え方やり方次第ということに他なりません。僕は養老孟司さんや武田邦彦さんのファンでもありますが、経験や知識の質や量、深みといったものは若者には不可能ですよね。

今が一番若い、何を始めるとしても遅すぎるなんてことはない。よくいわれる言葉ですが、ぐうの音も出ない正論だと思います。あの時やっていたら、あと3歳若かったらなんて悔いながら振り返る過去ほど不毛なものはありません。

今こうしたことを考えているであれば、アヤDメルマガ（無料）を登録て読んでみてください。
あなたのプラスになることが、きっとあると思います。